京都市の傘処分ガイド|粗大ごみ?燃やすごみ?迷いやすい分別を解説

急な雨で買ったビニール傘や、壊れてしまった長傘など、気がつくと家にたまってしまう傘。
いざ処分しようと思っても、「京都市では粗大ごみなのか?」「燃やすごみで出せるのか?」と迷った経験がある方は多いのではないでしょうか。

実は傘は、材質が複数混ざった“複合素材”でできているため、処分方法が分かりづらい代表的なアイテムです。
本記事では、京都市で傘を捨てる正しい方法をわかりやすく解説します。さらに、大量処分や不用品回収業者を利用する選択肢も紹介します。

京都市における傘の分別ルール

京都市のごみ分別では、傘は 「燃やすごみ」として出せるのが基本です。

1. ビニール傘・壊れた傘は「燃やすごみ」

  • ビニール部分、金属部分、持ち手のプラスチックなどを分ける必要はなく、そのまま「燃やすごみ」の袋に入れられます。
  • ただし、袋に入らない場合は粗大ごみ扱いとなるため注意が必要です。
  • 一袋で、2本までの傘を入れることができます。

2. 粗大ごみになるケース

  • 京都市では、指定袋に入らないサイズのものは「粗大ごみ」として扱われます。
  • 傘3本以上まとめて出すと粗大ごみ扱いになります。

3. 金属部分が多い場合は「金属ごみ」では?

迷いやすい点ですが、傘は金属部分が多くても「燃やすごみ」で統一されています。
「金属ごみ」では出さないようにしましょう。

傘を「燃やすごみ」で出す手順

1.指定袋に入るか確認する

京都市の黄色い燃やすごみ袋(大45Lなど)に入れば、そのまま出せます。
傘の骨などで袋が破れないように注意してください。

2.収集日に出す

燃やすごみは週2回の収集です。自宅地域の収集日に出しましょう。

3.袋に入らなければ粗大ごみ受付へ

  • 京都市粗大ごみ受付センター(電話・ネット)で申込みが必要です。
  • 粗大ごみ処理券を購入して貼り付け、指定日に出します。

京都市の粗大ごみとして傘を出す場合

粗大ごみの流れ

  1. 粗大ごみ受付センターへ申込(電話orネット)
  2. コンビニ等で「粗大ごみ処理券」を購入
  3. 傘に券を貼り、収集日に指定場所へ

傘の粗大ごみ料金

  • 1~2本の傘であれば「燃やすごみ」で収まりますが、3本以上の傘をまとめて処分する場合は、粗大ごみとして扱われます。
  • 京都市の粗大ごみ手数料は 傘20本ごとに400円です。
    一度に出せるのは20本までなので注意してください。

費用の最新情報は京都市ホームページでご確認ください。

品目一覧表:京都市大型ごみ・持込ごみインターネット受付
https://www.ogomi-kyoto.jp/eco/view/kyoto/dustlistSearch.html?te-uniquekey=1975cc96b19

自己搬入で傘を処分する方法(クリーンセンター持込)

傘が大量にある場合は、自分でクリーンセンターに持ち込むことも可能です。
事前に予約が必要で、車での運搬が必須です。

京都市の持込施設

  • 南部クリーンセンター: 京都市伏見区横大路八反田29
  • 東北部クリーンセンター: 京都市左京区静市市原町1339

手数料

  • 100kg以下:1,500円(100kgを超える場合、10kgごとに200円が加算)

クリーンセンターの予約方法、処分料金などは、次のページで詳しくご紹介しています。
https://tanakuri.co.jp/blog/680

不用品回収業者に傘をまとめて依頼する選択肢

京都市の自治体回収では、申込から回収まで日数がかかることもあります。
そんなときは、不用品回収業者を利用すると手間なくまとめて処分できます。

こんなときに便利

  • 引っ越しや片付けで一度に処分したい傘がたくさんある
  • 傘以外にも古い家具・家電を一緒に処分したい
  • 急ぎで即日処分したい

不用品回収業者に依頼する際の注意点

残念ながら不用品回収業者のなかには、不適切な処理や高額請求を行う「無許可」の悪質な業者も存在します。
依頼する前に、「京都市の一般廃棄物収集運搬業」の許可業者かを、京都市のホームページで確認するようにしてください。

京都市:一般廃棄物収集運搬業許可業者<許可番号順>https://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/page/0000304410.html

京都市:違法な「無許可」の不用品回収業者を利用しないでください!https://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/page/0000307619.html

京都で傘を処分するなら「タナカクリンアップ」

「タナカクリンアップ」は、京都市を中心に不用品回収・粗大ごみ回収を行う専門業者です。

サービスの特徴

  • 傘1本からでも回収可能
  • 京都市の一般廃棄物収集運搬業で安心
  • 家具・家電・事業ゴミとまとめて依頼できる
  • 即日回収や大量処分にも対応
  • 遺品整理やオフィス片付けサービスも展開

メリット

  • 自治体のルールに合わせて分別を代行してくれる
  • 粗大ごみの予約や持込の手間が不要
  • 休日の回収にも柔軟に対応

傘だけでなく、「もう家全体を片付けたい」という場合にも安心して依頼できます。

Q&A|京都市の傘処分でよくある質問

京都市の傘処分でよくある質問

Q1. ビニール傘は燃やすごみですか?

A. はい、ビニール傘は燃やすごみで出せます。

Q2. 金属が多い傘は金属ごみですか?

A. いいえ。金属部分が多くても「燃やすごみ」です。

Q3. 傘が袋に入らないときは?

A. 粗大ごみ扱いになります。粗大ごみ受付センターで申込みをしてください。

Q4. 傘を大量に処分したいときは?

A. クリーンセンターへの持込、または不用品回収業者を利用すると便利です。

Q5. 不用品回収業者に頼むと高いですか?

A. 量や内容によりますが、傘以外の家具や家電もまとめて回収できるため、結果的に手間と費用を抑えられるケースもあります。

まとめ

京都市で傘を処分する場合の基本ルールは、傘2本までは燃やすごみ用指定袋(黄色)に入れて「燃やすごみ」で出せます。3本以上まとめて出す場合は、粗大ゴミ扱いになります。
ただし、大量にある場合や即日処分したい場合は、クリーンセンター持込や不用品回収業者の利用が現実的です。

もし傘以外にも家具や家電があり、「一度にすっきり片付けたい」と考える方は、
京都市で実績豊富な 「タナカクリンアップ」 に相談するのがおすすめです。
面倒な分別や申込の手間を省き、安心してスピーディーに傘を処分できます。