京都市の庭ごみ処分ガイド|枝・落ち葉・植木鉢の捨て方を詳しく解説

京都市内で庭の手入れをした後、大量の枝や落ち葉、古くなった植木鉢の処分に困っていませんか?「燃やすごみでいいの?」「サイズ制限は?」など、庭ごみの分別ルールは意外と複雑です。特に枝や落ち葉、植木鉢といった庭ごみは、素材や大きさによって分別区分が変わりやすく、手間がかかりがちです。

この記事では、京都市で環境に優しく、かつスムーズに庭ごみを処分するための具体的な方法を、行政によるルールと、プロの業者に依頼する方法の両面から詳しく解説します。正しい分別をマスターし、気持ちよく庭づくりを続けましょう。

京都市の庭ごみ処分の基本原則

京都市では、ごみを「燃やすごみ」「プラスチック類」「缶・びん・ペットボトル」「リサイクルできる紙類」「小型金属類・スプレー缶」「大型ごみ」などの主に6種類に分類しています。庭ごみの多くは「燃やすごみ」か「大型ごみ」に該当しますが、重要なのはそのサイズと量です。

多くの家庭ごみは、指定の収集日に集積所へ出せますが、判断基準となるのは「片手で持てる重さでごみ袋が縛れるもの」「1回の排出で2袋まで」であるかどうかです。この基準を超えるものや、一度に多量に排出されたものは、原則として「大型ごみ」として別途申し込みが必要です。

枝・木の剪定ごみの正しい捨て方

庭木の剪定で出る「枝」は、大きさによって分別方法が異なります。

分別区分基準・出し方のポイント
燃やすごみ片手で持てる重さでごみ袋が縛れるもの
一度に2束(袋)まで。
拠点回収長さ50cm以内、1本あたりの太さ10cm以内のもの。ひもで束ねるか、中身の見える袋に入れて出す。一度に2束(袋)までの排出が可能(移動式拠点回収のみ)。
大型ごみ上記のサイズ基準(長さ50cm、太さ10cm)を超えるもの、または一度に3束(袋)以上の多量に排出する場合。

注意点

  • 3束以上の多量を一度に処分したい場合は、行政の大型ごみとして申し込むか、不用品回収業者に依頼することを検討しましょう。

落ち葉・草・雑草の処分方法

庭の手入れで最も多く出る「落ち葉」や「雑草」は、一般的に「燃やすごみ」として処分できますが、ここにも量の制限があります。

品目分別区分基準・出し方のポイント
落ち葉・草燃やすごみ1回の排出で2袋まで。片手で持てる重さでごみ袋が縛れることが条件。
落ち葉・草大型ごみ1回の排出で3袋以上になる多量の場合。

多量排出のポイント

雨で濡れると重さが増し、2袋以内でも「片手で持てる重さ」を超えてしまうことがあります。大量の落ち葉や草がある場合は、複数回に分けて出すか、一度にまとめて処分できる大型ごみまたは不用品回収業者の利用を検討してください。

植木鉢・プランターの材質別分別ルール

古くなったり割れたりした植木鉢やプランターは、材質と大きさによって分別方法が細かく分かれます。

品目材質分別区分基準・出し方のポイント
植木鉢・プランタープラスチック製プラスチック類片手で持てる重さでごみ袋が縛れる大きさ。
植木鉢素焼き、陶器など燃やすごみ片手で持てる重さでごみ袋が縛れる大きさ。
植木鉢・プランター材質問わず大型ごみごみ袋に入らない、または片手で持てない大きなもの。

行政による大型ごみの申し込み方法と費用

枝や植木鉢、多量の落ち葉などが大型ごみに該当する場合は、必ず事前に申し込みが必要です。

  1. 申し込み先:大型ごみ受付センター
    • 電話: 0120-100-530(フリーダイヤル) / 075-330-6100 など
    • 受付時間: 毎日 8:30~16:30(年末年始を除く)
    • インターネット受付: 専用サイトから24時間申し込み可能。
       https://www.ogomi-kyoto.jp/
  2. 申し込み手順:ごみの品目、数量、サイズを伝え、収集日、手数料、受付番号を案内してもらいます。
  3. 手数料:品目や大きさによって異なり、400円から2,400の範囲です。手数料に「粗大ごみ処理手数料券」をコンビニなどで購入し、ごみに貼り付けて指定された場所に出します。

代表的な庭ごみの費用

品目収集手数料備考
植木・庭木等(枝)400 円(処理券:1 枚)45リットルの袋、2袋ごとに400円
木・庭木等(葉、落ち葉、雑草)400 円(処理券:1 枚)45リットルの袋、5袋ごとに400円
植木・庭木等(青竹)400 円(処理券:1 枚)直径30cm、高さ50cmの束、2束ごとに400円
植木鉢(陶器)400 〜2000円(処理券:1 〜5枚)最大50kg以内まで。
10kg単位で手数料が異なる
プランター400 円(処理券:1 枚)概ね60cm×20cm×20cmのサイズのものを10個ごとに400円

費用等の最新の情報は、必ず京都市のホームページで確認するようにしてください。

品目一覧表|京都市大型ごみ・持込ごみインターネット受付
https://www.ogomi-kyoto.jp/eco/view/kyoto/dustlistSearch.html?te-uniquekey=19ac944ab3d

クリーンセンターへ直接持ち込む

車で運搬ができる場合は、クリーンセンターへ直接持ち込むという方法もあります。
こちらも事前予約が必要ですが、費用は重量制で、100kg以下は1,500円、100kgを超える場合は10kgごとに200円が加算のため、庭ごみの種類や量によっては大型ごみの戸別回収より安く済む場合もあります。

クリーンセンターの持ち込みについては、次のページで詳しくご紹介していますので、参考にしてください。
https://tanakuri.co.jp/blog/680

庭ごみを不用品回収業者に依頼する方法

多量の庭ごみが出た場合や、自分で運び出すのが難しいといった場合は、不用品回収業者に依頼するのが最も便利です。

不用品回収業者のメリット

  1. 分別の手間が不要:枝、落ち葉、植木鉢などまとめて引き取ってもらえます。
  2. 運び出し不要:自宅の庭先や軒先から、プロが安全に運び出してくれます。
  3. 即日対応・時間指定が可能:行政サービスのように収集日を待つ必要がなく、急ぎの場合や都合の良い時間に処分できます。

京都市で庭ごみ処分を依頼するなら「タナカクリンアップ」がおすすめ!

京都市内で庭ごみや不用品の回収を検討されているなら、信頼と実績のある「タナカクリンアップ」をおすすめします。

タナカクリンアップのおすすめポイント

  • 分別の手間が不要:枝の長さや太さの制限、落ち葉の袋数制限、植木鉢の素材分別といった、面倒な作業は一切不要。
  • 最短当日・迅速で丁寧な対応:庭の隅に積みっぱなしになっていた庭ごみでも、プロのスタッフが迅速かつ丁寧に運び出し。
  • 安心の無料見積もり:事前に料金体系を明確に提示し、無料で訪問見積もりを行ってくれるので安心。
  • 京都市内での実績多数:地域密着で、京都市の処分ルールを熟知しているため、適正な処理が可能。

多忙な方や、ご高齢で重いものを運び出すのが困難な方は、タナカクリンアップのような専門業者に相談することで、庭をすぐにスッキリさせることができます。

まとめ

京都市で庭ごみを正しく処分するための鍵は、「行政ルール(サイズと量)」の把握が大切です。
特に「大量に出た」「大きすぎる枝が出た」といった場合には、手続きや分別に大きな手間がかかります。

剪定後の大量の枝木や、引っ越しで不要になった数十個の植木鉢など、ご自身での処分が難しいと感じた際は、ぜひタナカクリンアップにご相談ください。京都市の庭ごみ処分でお困りの皆様を、迅速・丁寧にサポートいたします。